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※株式会社SalesLabへの分社化に伴い、
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2024.06.18

カーネギーの「人を動かす3原則」とは?

目次

  • デール・カーネギーとは?
  • 『人を動かす』とはどのような本か
  • 「人を動かす3原則」について
  • まとめ
  • デール・カーネギーとは?

    デール・カーネギーは、アメリカの作家で、自己啓発、セールス、企業トレーニング、スピーチおよび対人スキルに関する各種コースの開発者であり、ベストセラーである『人を動かす』の著者として有名です。

    本コラムでは、上記著書の中で語られている「人を動かす3原則」について、解説します。

    『人を動かす』とはどのような本か

    1937年に発売されて以来、全世界で1500万部以上売れているベストセラー『人を動かす』は、人間関係やコミュニケーションの原則を実例を盛り込んでまとめた本です。

    ビジネスシーンや日常生活を始めとする、あらゆる人間関係に効果をもたらす30の原則が書かれており、「人を動かす3原則」「人に好かれる6原則」「人を説得する12原則」「人を変える9原則」から構成されています。

    「人を動かす3原則」について

    それでは「人を動かす3原則」について解説していきましょう。

    カーネギーの提唱する「人を動かす3原則」とは、以下になります。

    1.盗人にも五分の理を認める
    2.重要感をもたせる
    3.人の立場に身を置く

    1.盗人にも五分の理を認める

    これは、たとえ相手が間違っていると思っても、相手の意見や行動に対していきなり批判や避難をしない方がよいということです。

    人は誰でも、「自分が正しい。100%正しいと言い切れずとも、理由や事情があってしていることなのだ」と考えています
    一見、盗人のように正しくないことをしていても、彼ら自身は「自分は間違っていない」と思っていることもあるのです。

    そのため、「泥棒はよくない」という正しい指摘をしたとしても、相手の状況や気持ちを聞かずにいきなり批判したり非難したりすれば、相手は反発したり心を閉ざしたりしてしまい、状況の悪化を招きます。

    「論理」や「正しさ」で相手を振りかざしても、相手が協力してくれることはありませんので、どれだけ自分が正しくて相手が間違っていようとも、まずは相手を認めるところから始めます。
    まずは「相手を批判も非難もせず、苦情も言わない」ことを意識すること、そして、相手の気持ちや立場を理解し、尊重することが大切です。
    相手の言い分を聞き、共感することで友好な関係性が作られ、相手もあなたの話を聞いてくれるようになります。

    2.重要感をもたせる

    人は誰でも「自分を大切にしてほしい」「重要な存在でいたい」と思うものです。
    「重要感をもたせる」ということは、「自分は大切で重要な存在なのだ」と感じさせることです。
    集団の中で自分が必要とされている、重要な一役を担っている、そう感じてもらうには、
    相手の優れた点や努力、成果をストレートに褒めることが大事です。
    それによって、相手の自己重要感を満たすことができ、あなたは相手にとって信頼に足る人だと思って貰えるでしょう。

    3.人の立場に身を置く

    カーネギーは人を動かすには、その人が何を欲しているのかを考え、それを手に入れる方法を教え、相手の利益と自分の利益を一致させることが必要だと語っています。

    人が最も関心があるのは「自分のことである」ため、人は他人のことよりも、自分自身の利益をになることを求めています。
    そのため、相手に協力してもらうためには、相手の欲求にフォーカスすることが必要になってきます。

    まとめ

    カーネギーの『人を動かす』の中の「人を動かす3原則」を解説しました。
    「人を動かす3原則」を学び、行動することで人とのコミュニケーションスキルは劇的に変わります。
    学ぶだけでなく、実践していただくことをおすすめします。